金融経済教育と聞いて、「なんだかすごく難しそう…」と思われるかも知れません。
しかしその中身は、私たちが社会の中で暮らしていく上で切り離せないお金の知識を学ぶこと、という基本的な趣旨に他なりません。
中立・公正な立場から金融に関する広報活動を行う金融広報中央委員会では、「金融教育」を以下のように定義しています。
『お金や金融のさまざまな働きを理解し、それを通じて自分の暮らしや社会について深く考え、自分の生き方や価値観を磨きながら、より豊かな生活やよりよい社会づくりに向けて、主体的に行動できる態度を養う教育』
出典:金融広報中央委員会「知るぽると」(1)金融教育とは? ─ 1.金融教育のねらいと基本的性格 ─ 金融教育プログラム
昔は“なんとなく”生活や社会との関りの中で身に付けていたお金についての知識を教育として捉え、年齢やライフステージに応じて体系的に学んでいくことで知識と判断力を養い、一人ひとりの暮らし、ひいては社会全体をより良くすることを目指しています。