REPORT
開催レポート
JAPAN RUGBY LEAGUE ONEに所属する選手・スタッフ・関係者に向けた金融経済セミナーをJ-FLECとの共催で開催！
三菱UFJフィナンシャル・グループ（以下：MUFG）が2022年からプリンシパル・パートナーとして協賛するJAPAN RUGBY LEAGUE ONE（以下：リーグワン）に所属する選手・スタッフ・関係者に向け、このオフシーズンを活用した【金融経済セミナー】を開催しました。
当日はみなとみらいにあるMUFGグローバルラーニングセンターでの会場と、オンラインを併用して開催し、会場にはリーグワンに所属し、地元横浜を拠点とするラグビーチーム『横浜キヤノンイーグルス』の選手・スタッフを中心に約40名、オンラインにも約40名の方にご参加いただきました。
MUFGでの社会人やステークホルダーに向けた金融経済セミナーの中でも、特定のスポーツ団体への個別開催は初めてのことで、今回お招きした金融経済教育推進機構（J-FLEC）との共同開催という形式も初の試みとなりました。
J-FLEC理事長：安藤 聡様による開催に当たってのご挨拶
本セミナーの開催にあたり、共催いただいた金融経済教育推進機構（J-FLEC）の理事長を務める安藤 聡様からご挨拶を賜りました。
お話の中で、金融経済教育は決して「投資のための教育」ではなく、家計管理・生活設計・資産形成や金融トラブルの回避など、幅広いテーマを自分ゴト化して考えていき、金融面での幸福を得るためのものだと強調した上で、そうした知識の習得だけでなく、行動を変えるための「判断力」を養い、金融リテラシーを高めてファイナンシャル・ウェルビーイングを実現することの重要性を語りました。
最後に、こうした専門的な領域を個人で学ぶにも限界があることから、第三者に相談できる場として本セミナーならびにJ-FLECを活用してほしいと呼び掛けました。
講師：川口 由美様による講義 【テーマ】将来に向けて知っておきたいお金の話
セミナー本編では、J-FLEC認定アドバイザー/ファイナンシャルプランナーの川口 由美様を講師に迎え、「将来に向けて知っておきたいお金の話」をテーマに、安藤理事長のお話にも沿う下記の４つのトピックについて講義いただきました。
①生活設計・家計管理
②資産形成の基本（長期・積立・分散）
③資産形成の制度（NISA・私的年金制度）
④金融トラブル、相談窓口
「支出は収入の範囲に収める」といった基本の基にはじまり、スポーツ選手としてのセカンドキャリアをどう考えるか、自分が実現したいライフイベントや望まない出費が発生すること。
また目的に合わせて「預貯金」「債券」「投資信託」「株式」といった資産形成の金融商品を選択することや、【長期・積立・分散】をキーワードとする複利効果やリスク/リターンに関する理解にふれつつ、近年話題の「NISA」と「iDeCo」の特長やそれぞれの違いについて、最後にはアスリートに忍び寄る、悪質商法や金融トラブル防止のための鉄則といった、幅広いテーマについて、分かりやすく・丁寧に解説いただきました。
講義に参加したラグビー選手たちも、時折メモを取りながら、真剣な表情で講師のお話に耳を傾けました。
MUFG：南里 彩子によるセミナー終了のご挨拶
セミナーの締めくくりに、MUFGで常務執行役員・金融経済教育担当役員を務める南里 彩子よりご挨拶を申し上げ、シーズン直前の大切な時期に本セミナーへ参加いただけたことに感謝を述べつつ、リーグワンのプリンシパル・パートナーとして、これからも様々な形で選手・スタッフを支え、熱い声援を送り続けることを明言。
またリーグワンをはじめとした、アスリートに向けたセミナーはもちろん、新たなパートナーシップを結んだ「MUFGスタジアム（国立競技場）」を起点とした、スポーツ・エンターテインメント分野での発展、そこでの新たな社会価値の創出についての意気込みも語りました。
MUFGでは「マネび屋」を通じた次世代への金融リテラシー向上の推進だけでなく、幅広い年代・多様な職業の方々に向けた金融経済教育の実施によって、ファイナンシャル・ウェルビーイングな社会の実現を目指してまいります。
これからの様々な金融経済教育の活動にも、ご期待ください！
今回ご参加いただいた、リーグワン所属の選手・スタッフ・関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
